2017/03/04

最新のIMMポジションから、 2017年3月4日(土曜)

最新のIMMポジションから、 2017年3月4日(土曜)


IMM通貨先物の最新データ(集計日が2月28日)では。7通貨(円、ユーロ、ポンド、スイス・フラン、カナダドル、豪ドル、NZドルで、メキシコペソは除く)の合計ネットショート・ポジションはと前週の-122,437→-98,724(+23,713)へと8週連続で通貨のショートが減少しています。

トランプ米大統領の議会演説を無事にこなし、3月15日のFOMCで利上げ観測が強まるりドル高思考が強い反面、このデータからはカナダドルと豪ドルのロングが増加し、ポンドとスイスフランを除きドルに対しての信頼感が弱まっています。

通貨別でみると、円は-50,162→-50,017(+145)とほぼ同水準、ユーロが-58,251→-51,164(7,087)とショート減少、、ポンドが-66,352→-70,671(-4,319)と逆にショートが増加。豪ドルは24,218→33,522(+9,304)、カナダドルは19,340→24,584(+5,244)、では、ショートが拡大しています。

ユーロは、オランダ総選挙を15日に控え、仏大統領選でマクロン氏が首位で、フランスのEU離脱の可能性が弱まり基本はユーロショートの巻き戻しの要因と思われます。


先週の変化は、別途図をご覧ください。



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