2017/03/13

2017年3月13日(月曜)欧州・米国市場序盤の動き

2017年3月13日(月曜)欧州・米国市場序盤の動き

気になる点は、米国の中国に対する柔軟姿勢+米利上げペースの加速にドル高への期待感。スイスのCPI予測値の上方修正、日銀がこのままのペースで長期債を1年間買い続得けると、年間の購入は18%低下する可能性。

さて、欧州市場に入ると、米金利は下げ止まり上昇へと変化するも続かず、ダウ先物は小幅低下。米国市場に入っても、EURGBPは-0.47%とEUR安ポンド高へ動き、EURUSDは弱含みで推移しGBPUSDは上昇へ。AUDUSDの強さが目立ち、USDJPYは114.50~85の狭いレンジで動けず。15日のFOMC+オランダ下院選挙+米予算教書など前にして、積極的なドル売りも限界的。


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ニュースサイト、アクシオス(米中首脳会談、関係筋)=トランプ大統領は4月6~7日(暫定的)に中国の習近平国家主席とフロリダ州の別荘「マー・ア・ラゴ」で首脳会談を行う方向で調整。

ビスコ・イタリア中銀総裁=①トランプ米大統領の経済政策で、世界の貿易が打撃を受け、FRBの利上げペースが速まる可能性がある。②米経済は完全雇用に近く、大幅な財政支出の拡大は景気を過熱させる恐れがある。③FRBの金融政策正常化プロセスが速まり、結果としてドル高に弾みがつき、金利が中長期的に上昇し、国際市場に影響が及ぶ恐れがある。

IMFチーフエコノミスト=①米輸入税は顕著なドル高につながる可能性があり、新興国などに影響を与える。②IMFは現時点でECBにテーパリングを提唱せず。

オランダ下院選挙=オランダ政府によるトルコ閣僚の入国拒否とその後の非難合戦がが、ルッテ首相の与党、自由民主党(VVD)とウィルダース党首率いる極右・自由党(PVV)の両方に追い風となる可能性。

日本銀行が今月から適用した長期国債買い入れ運営方針を1年間継続すると、年間の購入目標を18%下回ることを意味する。このため、密かなテーパリング開始ではないかとの観測が投資家の間に浮上https://assets.bwbx.io/images/users/iqjWHBFdfxIU/ipePOrvggJeE/v1/-1x-1.png

スコットランド=新たな住民投票への措置を来週始める。

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