2017年3月2日（木曜）欧州・米国市場序盤の動き
米10年債利回りは2.47％近くで伸び悩むも高水準を維持、ダウ先物は21100ドル台で上昇傾向を維持。アジア・欧州市場・米国市場の序盤もドル高傾向は変わらず。
トランプ大統領の議会演説の一大イベントも無事に終わり、3月15日のオランダ総選挙の行方と、FOMCの利上げの有無へと視点が変化。
ユーロ圏CPIは2.0％を達成＋強い英建設業PMI＋強い米新規失業保険申請件数＋強いカナダGDPとプラス要因となるも、直後の変動も鈍く動きはドル高。
EURUSDは、米株と米金利の上昇と、オランド総選挙とフランス大統領でポピュリズム台頭のリスクに積極的に買うことはできず。2月27日、28日の1.0630台をピークに、1.0500割れを再トライし、底打ち感を感じることはできず。
USDJPYは、米株と米金利の上昇にとにかく円安。アジア市場の113.70近辺をボトムに続伸し、114.50円のポインを試す動きで、114.80、115.00に重要なポイントが残っている。
AUDUSDは、アジア市場の0.7680台を高値に、0.7700の壁を超えられず。豪貿易収支＋住宅建設許可ともに弱く、前日の強い豪GDP＋強い中国PMIに上昇したAUDロングの切りも加わり、主要国でドル高の流れもあり0.7630台まで続落。0.7600～0.7700のレンジから下値を試す動きへ。
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EUR 1月 消費者物価指数＝前年比2.0％（予想2.0％ 前回1.8％）、コア前年比0.9％（予想0.9％ 前回0.9％）→ 予想通りながらECBの目標値へ
USD 新規失業保険申請件数＝22.3万件（予想24.5万件 前回24.4万件）→ 予想より改善へ
CAD 12月 GDP＝0.3％（予想0.3％ 前回0.4％）、第4四半期GDP=前期比年率2.6％（予想2.0％ 前回3.5％）→ 予想を上回りカナダドル買いが強まる
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