最新のIMMポジションから、 2017年3月18日(土曜)
今回の集計日は3月14日で15日の一大イベントのFOMCとオランダ下院選挙の直前にして、ドル高思考が強まるが、イベントが終わるとその反動が顕著に。
発表されたデータでは、FOMCやオランダ下院選挙の結果や評価は反映されていません。過去の動きから重大イベント前に集計された数字はある程度、利食いやポジションの調整が入り、次週の数字に極端は変化は見られないケースも多々ありました。
主要通貨は軒並みド大幅なドル安で終わっていること考えれば、今回の数字を鵜呑みにすることはでず、発表されたデータでコメントをするこ難しいので説明は省略しますが、実際のデータからいかに事前に通貨のショート(逆に言えばドルのロング)が拡大していたことが裏付けられています。
集計日14日と週末の為替レート終値を比較してみましょう。
USDJPY=114.877→112.682、EURUSD=1.0641→1.07380、GBPUSD=1.21532→1.23909、AUDUSD=0.75572→0.77021
IMM通貨先物の最新データ(集計日が3月14日)では、7通貨(円、ユーロ、ポンド、スイス・フラン、カナダドル、豪ドル、NZドルの合計では、ネットショート・ポジションが前週の-129,881→-169,320(ショートが39,439増加)へと2週連続でショートが拡大しています。
今回はデータを全部で4件アップしますので、眺めてみてください。
x