2017/03/17

2017年3月17日(金曜)昨日16日、海外市場の動き

2017年3月17日(金曜)昨日16日、海外市場の動き

FOMC後の動きは米金利がやや上昇傾向にあり、米株は若干ながら伸び悩むも、他の主要国で上昇となり、新興国や中国の株価は上昇幅を拡大させている。

16日早朝に発表された、弱いNZ第4四半期GDPと、弱い豪州の雇用統計が影響し、一日を終わってみても、NZDSUDは前日比で−0.81%と下げ幅は大きく、AUDUSD前日比で−0.42%と下げが目立っている。

GBPUSDは、BOE金融政策発表で、政策金利0.25%、資産買い入れ枠4350億ポンドの据え置きを8対1で決定(予想9対0)、フォーブス委員が0.25%の利上げを主張するなど、エコノミストでは今後の利上げ期待を考える動きも見られ、前日比で+0.56%の上昇と、主要国では最も上昇幅が大きい。

さて、USDJPYは、FOMC後の断層(114.60→113.10台までの下落)の影響が強く残り、112.90~113.55のレンジと、円高値圏で推移して、前日比で−0.06%とよぼ同水準で取引されている。

EURUSDは、オランダ下院選挙で与党自民党が第一党を維持、極右の自由党がが議席を伸ばせず、政治的リスクが後退しややEUR買いへ動き、前日比0.30%の上昇へ。


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トランプ大統領=2018会計年度(17年10月~18年9月)の予算案概要を議会に提出。国防費を増額し、メキシコ国境沿いの壁建設費用を計上する一方、多くの連邦機関向け予算を大きく削減。国防費は540億ドル増やす。壁建設費用として17年度に15億ドル、18年度に26億ドルの予算承認を議会に求めた。

ムニューシン米財務長官(ショイブレ独財務相との会談)=①トランプ政権は通商戦争への突入は望んでいないが、公平性を高める上で一定の通商関係を見直す必要がある。②トランプ政権として通商戦争への突入は望んでいないものの、公平性を高める上で一定の通商関係を見直す必要がある。③大統領は自由な貿易を信奉しているが、自由かつ公正な貿易を望んでいる。


BOE議事要旨=政策金利0.25%、資産買い入れ枠4350億ポンドの据え置きを8対1(予想9対1)で決定、内フォーブス委員が0.25%の利上げを主張し、今後は意見が分かれる可能性も。

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NZD 第4四半期GDP=前期比0.4%(予想0.7% 前回1.1→0.8%)、前年比2.7%(予想3.1% 前回3.5→3.3%)→ 予想外に弱さが目立ちNZドル売りが強まる

AUD 2月 雇用統計:失業率=5.9%(予想5.7% 前回5.7%)、就業者数=−6400人(予想16,000人 前回13,500人)、正規雇用者数=27,100人(予想 前回-44,800→-44,100人)、パートタイム=−33,500人(予想 前回58,300人)→ 予想外に失業率は悪化し、雇用者数も予想外にマイナスへ、一時AUD売りが強まる

GBP BOE金融政策発表=政策金利0.25%、資産買い入れ枠4350億ポンドの据え置きを8対1で決定(予想9対0)、

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