2017/03/21

2017年3月21日(火曜)アジア・欧州市場の動き

2017年3月21日(火曜)アジア・欧州市場の動き

日本が連休明けのアジア市場は、狭い値動きからややドル高の流れで推移。欧州市場に入るとショートカバーなのかERUSDとGBPUSDの上昇が目立った。

米10年債利回りは2.49%台へと上昇、日経平均株価はやや弱含みで、ユーロストックス600は小幅上昇へ。原油価格は48.60と+0.79%の上昇。

為替相場は、EURとGBPの上昇が目立ち、EURUSDは1.0800の大台を達成し前日比+0.50%強く、GBPUSDはEU離脱申請を29日に迫るもすでに織り込み済みで1.2400台へ。また、CPIと小売物価指数が強く1.2460近くへと前日比+0.80%近く上昇へ。

逆にAUDUSDはアジア市場お0.7730台をピークに0.7700~0.7740のレンジで動かず前日比−−0.12%の下落へ。NZDUSDは0.7030~60のレンジで前日比−0.1%と小幅な動きへ。

さて、USDJPYは、112.80台へと上昇するも、動きは緩慢で前日比では0.13%の上昇となっている。


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李中国首相=今週予定の豪州訪問は、「一帯一路」が議題になる。豪州は様子見姿勢を維持し時間を稼ぐとみられる。


ティラーソン米国務長官=4月6~7日予定の米中首脳会談に同席するため、4月5~6日のNATO外相理事会への出席を見合わせる予定。長官は4月にロシア訪問も控えている。

3月26日の独ザールランド州議会選挙で、メルケル首相の保守キリスト今日民主同盟(CDU)が敗れ、左派よりの連立政権が誕生する可能性がある。