2019/06/11

2019年6月11日(火)アジア・欧州市場序盤の動き

2019年6月11日(火)アジア・欧州市場序盤の動き

上海総合は+2.58%と大幅高、日経平均株価は0.33%と小幅高、欧州市場に入っても株高の流れは変わらず。米債利回りは上下変動しながらも大きな変化は見られず。原油価格は上昇。

為替市場は、相変わらずNZDの弱さが若干気になる以外大きな変化は見られず。EUR+GBP+CADは小幅上昇、

USDJPYは、株高の影響に108.50~60台と前日の弱気なムードで上昇した水準に近づき108.80を超えれば別だが、現時点では決定打は見られず。

EURUSDは、1.1300をボトムに底堅い。プライスアクションでは買い方向が動きは強く、上値を試す動きとなっているが1.1350の壁を上抜けできるかがポイント。ノルウェー5月CPIの前月比-0.3%と予想外のマイナスにEURNOKは9.7686→9.8313まで一時急伸したが、EURUSD相場への影響は見られず。

USDCADは、ドル高の流れでもCAD売りは限定的で底堅く推移。アジア市場の1.3270台を高値に欧州市場に入ると1.3250台まで下落。カナダ中銀の潜在的な強さを指摘し、直近の安値を更新しながらCADの強さが目立つ。

逆に、AUDUSDは、強さが感じられず底値を切り下げている。0.6970を超えてくるとセンチメントが変わると思うのだが上値は重い。S&P/ASX200指数は11年半ぶりの高水準へ!

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7:45    NZD 第1四半期 製造業売上高=前期比2%(予想2% 前回2%)
10:30    AUD 5月 NAB企業景況感指数=1(予想 前回3)、信頼感指数=7(予想 前回0)→ 信頼感指数は予想外に拡大

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ペンス副大統領
◎FOXニュースインタビューで、米中通商摩擦問題について、中国に対して強硬な態度を続ける。米国は非常に強い立場にある。中国に対する貿易赤字が大きいというだけでなく、問題は中国の運営手法。

米メキシコ移民問題・制裁関税
◎45日以内に満足いく結果が得られなかった場合、米国と協議し新しい戦略を議論。
◎メキシコ外相、5日の米国との会談非常に緊張した瞬間だった。
◎合意に至らなかった場合は報復関税も辞さなかった。
◎米国の関税シナリオ、メキシコの犠牲が大きい。
◎農産物の購入に関しては同意していない。

ギリシャ7月に総選挙を前倒しに
◎パブロプロス大統領は10日、チプラス首相の議会解散の要請を受理。

豪州株5日続伸
◎S&P/ASX200指数は11年半ぶりの高水準へ。

ノルウェー5月CPI前月比-0.3%(予想+0.1% 前回0.4%)、予想外のマイナスにEURNOKは9.7686→9.8313まで一時急伸


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