2019/06/17

2019年6月17日(月)欧州・米国市場序盤の動き

2019年6月17日(月)欧州・米国市場序盤の動き

NY連銀製造業景気指数は予想外のマイナスとなったが、米債利回りとドル売りも限定的。その中でEURの上昇が目立っているが特にいうことはない。

ダウは小幅安から上昇へと変化、米債利回りは弱いNY連銀製造業景気指数に低下、原油価格は下落傾向が続く。

為替相場は、EURUSDの+0.3%台を筆頭に、全体的に動きは緩慢で通貨ペアにより動きは異なる。EURUSDは1.1200の大台を引き続き維持、USDJPYは108.52~72のレンジで50を上回り円売りの流れが続いている。GBPUSDは1.2570~05のレンジで最近のレンジの底値で推移。AUDUSDは0.6885を高値に先週末のNY市場の安値0.6860台を試す動きへ。

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18:00    EUR 第1四半期 雇用コスト=前期比2.4%(予想 前回2.3%)、前年比2.5%(予想 前回)→ 予想を上回り前年比は2010年の統計開始以来の上昇率

21:30    USD 6月 NY連銀製造業景気指数=-8.6(予想12.0 前回17.8)→ 予想外となる大幅なマイナスへ

23:00    USD 6月 NAHB住宅市場指数=64(予想67 前回66)

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クーレECB専務理事
◎利下げが最善の選択肢と判断すれば、マイナス金利が銀行に及ぼす影響や中銀預金金利の階層化が必要か、検討する必要が出てくる
◎  クーレECB専務理事:ユーロ圏経済はそれほど悪くはない、実際のところサービスと建設はかなり良好

デコス・スペイン中銀総裁
◎ECBはインフレを上昇させるため行動する準備。
◎第2四半期GDPは第1四半期より弱い。

バゲリ・イラン参謀総長
◎オマーン沖で先週起きたタンカー攻撃への関与を否定
◎イランがホルムズ海峡を通過する石油輸出の阻止を決断すれば、徹底的、公然と行うだけの十分な軍事力がある。