2019/06/16

今週の主な材料(6月17~23日)今週はイベントが豊富で相場展開の急変に注意。

今週の主な材料(6月17~23日)今週はイベントが豊富で相場展開の急変に注意。

香港では逃亡犯条例の改正に反対し歴史的規模のデモが多発(結局は無期延期へ)。オマーン湾で石油タンカー攻撃に米国はイランを名指しで非難、米・イランの緊張が続く。

米中貿易摩擦で解決の糸口は見いだせず、米国はG20サミットで中国が首脳会談に応じなければ第4弾の制裁を発動すると脅し、トルコではロシア製の地対空ミサイル「S400」の導入の撤回を拒否し米国との対立が気になる中で、トルコ・イスタンブール市長選のやり直し選挙が控えており、TRYにとっては変動の可能性が高いイベントになっている。

また、英国では保守党党首選が中盤に差し掛かりジョンソンしが有力とみられているが彼は10月末の離脱期限では合意があってもなくてもEUから離脱すると発言しているが、党内や議会をまとめることが本当にできるのか?

【重要な直近の結果と予定は多数】
◎6/14日  米国は対中制裁関税に課す第4弾の公聴会の詳細を発表。
◎6/15日 香港政府は逃亡犯条例の改正で期限を定めず延期、中国政府審議延期の決定を「支持する」と発表。
◎6/17~19日 ポルトガル(シントラ)でECBフォーラムが開催されドラギECB総裁をはじめ要人の発言が多数。
◎6/18日 英保守党党首選継続し、2回目の議員投票が行われ、再開と得票数32票以下は落選。6/19日 3回目の投票、6/20 4回目投票と、2名に候補者が絞られるまで繰り返し投票、6/22日ごろ勝ち残った2名で選挙戦を開始。7/22日の週に党員投票の結果を発表し7月中に新首相が誕生。
◎6/17~25日 米通商代表部(USTR)は、6/17~25日まで平日に計7日間開き、企業や業界団体から約320名で開き、反対意見などを聞いた上で発動するかを判断。
◎6/23日 トルコ・イスタンブール市長選のやり直し選挙 
◎6/28~29日 大阪G20サミット。

【重要な経済指標や金融政策も多数」
◎6/19日 カナダ消費者物価指数
◎6/19日 FOMC、パウエルFRB議長記者会見
◎6/20(木)NZ第1四半期GDP
◎6/20(木)日銀金融政策決定会合・黒田日銀総裁記者会見
◎6/20(木)BOE金融政策委員会

詳しくは別表をご覧ください。

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