2019/06/27

2019年6月27日(木)アジア・欧州市場序盤の動

2019年6月27日(木)アジア・欧州市場序盤の動き

G20サミット、米中首脳会談を前日比に控え、米中貿易戦争の休戦合意の可能性に、日経平均株価と上海総合は上昇。これから米国市場で発表となる米GDPを注目。

米債利回りの上昇と連動しながら、USDJPY相場も200時間MAを上抜け108.10台まで続伸し、25日MAの108.37が次の節目でこの水準を高値に円高傾向が続くのか、米中首脳会談を前にして投機的な動きが強まる可能性も。

トランプ大統領はG20サミットを前にして、為替相場が議題の一つになるとか、日米安保条約を非難し、世界中のほぼ全ての国が米国を大いに利用していると主張を変えず、G20参加国にプレッシャーを継続中。

EURUSDは、早朝の1.1375を高値に一時1.1350割れまで下落するも、200日MAの1.1346をかろうじて維持、材料の有無は別として下値を試す動きを懸念。

GBPUSDは、1.2700を高値に1.2674まで下落、英保守党党首選の世論調査の結果は気になるも、いつもながら強さは感じられず。

AUDUSDは、米中貿易戦争の休戦期待を先取りした動きに0.7000まで上昇するも見事に失敗。0.6980台まで値を下げるも、0.6940~0.7100のポイントを注目。

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香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポスト
◎G20サミットに合わせ貿易戦争の一時休戦で合意

トランプ大統領
◎日米首脳会談を前にして、FOXテレビのインタビューで、「世界中のほぼ全ての国が米国を大いに利用している。日本も利用している」と述べ、日米安保条約について「日本が攻撃されれば米国はどんな犠牲を払っても戦う。しかし、米国が攻撃されても、日本はわれわれを助ける義務はない」と不満を示した。

ジョンソン前外相(26日)
◎昨日は「合意なき離脱の準備は必要だが、起きる可能性は100万分の1だ」と考えを変更。

英保守党党首選
◎ハント外相とジョンソン前外相との支持率接近から逆転の可能性も。

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