2019/06/05

2019年6月5日(水)アジア・欧州市場序盤の動き

2019年6月5日(水)アジア・欧州市場序盤の動き

前日の米株大幅高の流れに、日経平均株価は+1.76%と大幅上昇。逆に前日上昇傾向にあった米債利回りは下落へ。

中国からは貿易問題で強硬発言もなく、米メキシコは通商問題で解決に向け動きがみられ、米利下げ期待だけが先行している。

為替相場は、引き続き緩やかなドル売りの流れが続き、NZDはNZ中銀総裁補佐のタカ派発言に上昇が目立っている。

NZDUSDは早朝の0.6603をボトムに、ホークスビーNZ中銀総裁補佐が「近い将来まで金利は現在の水準が維持されるだろう」と発言、利下げ圧力が後退との判断にNZD買いが強まり、直後は0.6637まで上昇。その後も買いの流れは止まらず0.6650近くまで続伸中。

AUDUSDは予想を下回る豪GDPと予想外に弱い中国のPMIに直後は0.6980台まで下落するも、主要通貨でドル売りの流れとNZDUSDの上昇に持ち直し0.7000の大台を維持。

USDJPYは、株高の影響に一時108.27まで上昇するも、債券利回りの低下や、弱い中国のPMI、ドル売りの流れもフォローとなり、108.00を割り込む動きで上値も重いが、クロスでは強弱混在で売り買いが拮抗している。

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10:30    AUD 第1四半期GDP=前期比0.4%(予想0.5% 前回0.2%)、前年比1.8%(予想1.8% 前回2.3%)→ 前月比は強いも、前年比は予想通りながら前回を下回る。

10:45    CNY 5月 Caixin総合PMI=51.5(予想 前回52.7)、サービス業PMI=52.7(予想54.2 前回54.5)→ 予想を大幅に下回る

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