2017/05/12

2017年11月15日(金曜)欧州・米国市場序盤の動き

2017年11月15日(金曜)欧州・米国市場序盤の動き

週末金曜日の欧米市場は、独GDP+CPIは予想と変わらず、ユーロ圏鉱工業生産が弱いが大きな変化は見られず。逆に、米小売りとCPIが予想外に弱くドル売りが強まる。

米株と米金利は低下し、ドル売りが加速し、ドルは全面安。米株は下落して取引が始まり、ダウ-0.16%近く、Nasdaq-0.04%近く、S&P500は-0.2%低下。前日比較では10年債2.39→2.34%、2年債1.335→1.299%へ低下し、ドル売りの要因となる。

USDJPYは、欧米市場では一時113.900台まで買い戻されたが、弱い米経済指標を受けた米金利低下と株安の影響に、113.30台まで急落、戻り高値も113.50台と安値圏で推移。

EURUSDは、1.0850~80の狭いレンジで推移したが、弱い米経済指標を受け1.0870→1.0920台まで上昇、過去2日間の高値更新し、久々の上昇。

GBPUSDは、1.2840台をボトムに下げ止まり、弱い米経済指標を受け1.2850→1.2890台まで上昇するも、アジア市場の高値1.2900台を超えられず。1.2930台をクリアすれば、過去2日間の安値1.2850割れでボトム感も。

独GDPは、前月比0.6%と前回より増加、前年比1.7%と前回と変わらず。
独CPIは、前月比0.0%、前年比2.0%と共に予想と前回と変わらず。
ユーロ圏鉱工業生産は、前月比-0.1%と弱く、前年比1.90%と予想を下回る。

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米小売売上高は、前月比0.4%と前回を上回るも予想より弱く。
米CPIは、前月比0.2%と予想通りで前回のマイナスから回復するも、前年比2.2%、コア前年比1.9%と、共に前回と予想を下回る。
米ミシガン大学消費者信頼感指数は、97.7で予想と前回を上回る。
米企業在庫は、前月比0.2%と予想・前回と変わらず。