2017/05/16

2017年5月16日(火曜)欧州・米国市場序盤の動き

2017年5月16日(火曜)欧州・米国市場序盤の動き

ユーロとスイスの上昇は止まらず!

北朝鮮のエスカレートする弾道ミサイル実験による米国の対応が気になる。ワシントンポスト紙が報じた、トランプ大統領の機密情報の漏洩疑惑や、政策実行への不安のリスクヘッジなのか?

為替相場は、弱い米住宅関連の経済指標にドル売りが強まるも、鉱工業生産・設備稼働率は強くドル売りも収まる。米10年債利回りは小幅低下し、ダウは上昇からスタートするも米株の動きは鈍い。

リスクヘッジ通貨の円は、やや蚊帳の外で、いまやスイスフランへと移り、USDCHFは4日連騰から4日続落。

GBPUSDは、EURUSDと共に上昇し、英CPI・RPIとPPIは強いがGBPUSDの買いは限定的で、イースター時の航空運賃の上昇が寄与し、一時的な要因との見方や、EURGBPの買いの影響に1.2950台へと続伸と、1.2860台まで下落し、

EURUSDは、EURUSDはドル売りをリードし、クロスでも強く一時1.1088まで上昇。弱い独ZEWにも主要通貨に対して上昇の流れは変わらず、1.1060台まで上昇し、弱い米住宅関連の経済指標に1.1088まで続伸、強い米鉱工業生産+設備稼働率にやや上値は重くなる。

USDJPYは、113.20~80のレンジで上下。円クロスの影響による変動もあるが、113.80台を超えられず上値の重さがやや気になり、米債券利回りをみながら下値リスクを意識。


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