2017/05/08

2017年5月8日(月曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2017年5月8日(月曜)アジア・欧州市場序盤の動き

仏大統領選の決選投票でマクロン氏が65.1%を獲得し勝利! 6月国民会議(下院)選で、マクロン氏が政治勢力を大幅に伸ばす可能性も意識。

欧州の政治的リスクの解消を期待する流れに、日経平均株価は+450.0(+2.31%)大幅に上昇。日本10年債利回りも上昇へ。ただし、欧州市場に入り欧州株は総じて軟調に推移。独10年債利回りも上昇から下落へと変化し前日比を下回る水準で推移。

為替相場は早朝のオセアニア市場でEURUSDが1.10台を達成するなど、ユーロ買いが見られたが、「buy the rumor sell the fact」で、逆に利食いの売りに押され、EURUSD+EURJPYは下落。欧州市場では一時1.0940台へ。

USDJPYは、その影響もあり、日本の株高=円安の方程式は有効ではなく、早朝の113円近辺を高値にし、EURJPYなどのクロスでの円い買い戻しに、USDJPYの上値は重く、欧州市場では112.50台へ。

AUDUSDは、仏大統領選の結果を受けた動きは豪ドル売りで、中国の貿易収支が輸出入共に予想を大幅に下回り、一時0.7380台まで下落、売り圧力が続くも、欧州市場に入り0.7420台を回復。


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メルシュECB専務理事=ユーロ圏経済は悲観的から中立に転換する日が近づいている。月額600億ユーロの債券買い入れは、年末までこの措置を継続する方針。

中国4月の貿易収支は、輸出入が予想を大幅に下回る。

中国国家外為管理局(SAFE)=第1四半期の経常収支(速報値)が190億ドルの黒字。金融・資本収支の速報値は190億ドルの赤字。

ファリハ・サウジエネルギー相=今年上半期の原油減産について、実施期間が今年いっぱいまで延長されるとの見通し。

日銀=従来型のETFを購入せず。」J-REITを購入せず。設備・人材投資企業支援のETFを12億円購入へ。