2017/05/25

2017年5月25日(木曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2017年5月25日(木曜)アジア・欧州市場序盤の動き

日経平均株価は+70.15(+0.36%)、中国株も上昇するも、欧州株は弱含みで推移。原油価格(WTI)は52ドル台→50.23ドルまで一時下落。

AUD+NZD+CADは弱く、GBPはGDPで上下変動、EURは底堅く上昇、JPYは小幅安。

AUDUSDは、0.7510台を高値に0.7500の大台を回復したものの、午後3時から逆に売りへと変化し0.7465まで下落。昨日のFOMC議事録後の上昇スタート地点に逆戻りしてこの水準からの動きを注目。

NZDUSDは、0.7050が壁なのか、0.700の大台を達成してから、大まかには過去4度もこの水準を高値に跳ね返され、AUDUSDと同じく、FOMC議事録後のスタート地点に逆戻り。

USDCADは、昨日のカナダ中銀の声明後の急落の流れは変わらずだが、今日のアジア市場の高値1.3410台を上回ると1.3440近くまで上昇。こちらもFOMC議事録後のスタート地点へ逆戻り。

GBPUSDは、アジア市場の1.2970を底値に緩やかに上昇し、英GDP発表直前には投機的な動きもあり、1.3000の壁を上抜け一時1.3010台へ。しかし、英GDPは前年比2.0%と予想・前回2.1%から低下したことで、1.2970まで下落するも、FOMC議事録時の1.2940までは下げきれず、底堅いとも言えそう。

USDJPYは、早朝の111.40台をボトムに底値を切り上げ111.90近くまで上昇して下げ止まる。レンジは111.40~90の50pipsの動きで主体性が感じられない。


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カプラン・ダラス連銀総裁=今年3回の利上げが私の基本的なシナリオ。中立的な金利は2%~3%の間にある。緩和政策の解除については、急がずに辛抱強く行う必要がある。労働市場はほぼ完全雇用に近づいている。これ以上財政赤字を拡大する形でのGDPの押し上げはできない。