2017/05/16

2017年5月16日(火曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2017年5月16日(火曜)アジア・欧州市場序盤の動き

為替市場は通貨間で動きは異なり、特にUSDCHFの下落が目立ち基本ドル安。資源国関連の通貨のAUDUSD+NZDUSDは弱く、USDCADでもカナダドルは弱い。EURUSDは1.10台を復活、GBPUSDも強い英経済指標い1.2950台まで一時上昇するも、逆に下落へと変化。USDJPYは昨日のレンジ113.10台~80台を抜け出せず。

日経平均株価は、2万円の大台は達成できず、上昇幅を縮めるも、+49.97(+0.25%)と前日比では上昇して終了した。

ワシントン・ポスト紙が報じた「トランプ大統領は同盟国から得た、最も高い機密レベルに指定されている過激派組織「イスラム国」(IS)に関する機密情報をラブロフ外相とキスリャク駐米ロシア大使に漏らした」と報道。

コミー前FRB長官の突然の解任劇の余波が続き、18日に司法省副長官が上院で説明をするなど、トランプ大統領の側近は対応に追われている。

さて、為替市場は、EURUSDがついに1.10台を突破し、5月8日に1.1021の高値を上回り、新たなステージに入っている。EURGBPも上昇し、英CPIとPPIが予想外に強く、直後GBPUSDは1.2950台まで上昇。1.300を試すかと思われたが、過去2週間に渡り達成できなかった1.3000の大台を前にして売りへと変化、EURGBPの買いもあり逆に1.2870台へと下落。

USDJPYは、113.80を超えらず上値は重く、欧州市場に入ると113.20台まで利食い売りに押されるも、

資源国通貨のAUDUSD+NZDUSD+USDCADでドルは強く、これらの通貨は昨日までのムードと変わり売りの流れが続いている。

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豪中銀議事録(5月2日分)=来年初めまでにコアインフレ率が上昇することに自信を示すが、高水準の家計債務と軟調な労働市場を懸念し金利を据え置いた。理事会では、雇用と住宅が焦点となり、労働市場と住宅市場の動向を引き続き注意深く見守る必要があると判断した。

黒田日銀総裁=大規模な金融緩和を縮小する出口戦略について、十分な手段を有し対応できると確信してる。しかし、日本と米国では状況が違い、現在はでき口を模索する状況にない。物価2%目標の実現に向けて追加的な措置を講じることも常に可能。

米紙ワシントン・ポスト=トランプ大統領が同盟国から得た過激派組織「イスラム国」(IS)に関する機密情報をラブロフ外相とキスリャク駐米ロシア大使に漏らした。漏れたとされる情報は、同盟国に伝えることも通常禁止される最も高い機密レベルに指定されていた。