2017/05/01

2017年5月1日(月曜)アジア・欧州市場序盤の動き



2017年5月1日(月曜)アジア・欧州市場序盤の動き

 米議会は30日に9月までの1.1兆ドルの包括的歳出法案で暫定合意したことで、週明けのアジア市場は、メーデーと連休谷間の薄商いの中で、ドル買いへ。

 日経平均株価は+113.78(+0.59%)と強く、日本10年債利回りは0.014%弱含みで安定推移。


為替相場は、ドル高と円安の動きが強く、EURUSDとGBUSDはやや弱含みで推移。逆に、AUDUSDが0.75台を回復するなど、豪ドル買いが強まっている。

 USDJPYは111.90台と、テクニカルにも上値の重かった111.50台超(特に先週の高値111.78)を簡単に上抜け、クロスでも円売りが目立ち、重要なポイントとなる3月31日の高値112.20近辺を狙える位置に近づいている。

 AUDUSDは、明日2日の豪中銀金融政策の発表を前にして、久々に底堅い動きへ。早朝は先週末からギャップを明け売りからスタートし、一時0.7460台まで値を下げるも、0.7500台まで上昇。クロスでも豪ドル買いが目立っている。(EURAUD、GBPUSD、そして、AUDJPYでのAUD買いの影響の可能性も)

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 米議会共和党と民主党=2017会計年度末(9月末)までの資金を手当てする約1兆ドル規模の予算案について合意。1週間の期間限定で資金の手当てが終わっても政府機関の閉鎖が避けられる。壁建設費用など、ホワイトハウスが主張しているいくつかの主要な予算案は見送りへ。

 ルペン仏大統領候補=私が大統領に就任した場合は、ユーロの終わりにつながる。

 

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