2019/08/13

2019年8月13日(火)東京市場午後2時ごろの動き

2019年8月13日(火)東京市場午後2時ごろの動き

米国市場では米CPIという重要な指標を前にして、東京市場の午後2時現在では日経平均株価はボトムから下げ幅を縮めるも先週末比では200円以上の下落で、上海総合は前日比で-0.7%台の下落と共に弱い。

米10年債利回りは1.651%と小動きで強さは感じられず。WTIは小幅高で、相変わらず金価格は上昇とリスク回避行動に大きな変化は見られず。

肝心の為替相場は、日本市場が休場の中での円高リスクを意識した安全資産のロング・ポジションと、リスク資産のショート・ポジションの巻き戻しの影響なのか? 小幅ながらJPY+CHF+EURは下落し、AUD+NZDはビット気味。

USDJPYは、主要通貨では短期的に膨らんだ円ロングのポジションは多そうで、弱い株価や強さがみられない米債利回りにも関わらず、アジア市場は底堅く推移し、これからの欧米市場でもポジション調整の動きが続く可能性もあるが、米CPIのサプライズや、株安と債券利回りの低下傾向に変化がない限り極端な方向転換も見込み薄では。


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10:30    AUD 7月 NAB 企業景況感指数=1(予想1 前回3)、信頼感指数=3(予想3 前回2)

13:30    JPY 6月 第三次産業活動指数=前月比-0.1%(予想-0.1% 前回-0.2%)と強さは見られず。

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シンガポール第2四半期GDP・改定値
◎前期比年率-3.3%(予想-2.9% 速報値-3.4%)と弱く、政府は2019年の成長率見通しを1.5~2.5%→0.0~1.0%にお下方修正へ。
◎前年比は0.1%(予想0.2%)

日銀7月の企業物価指数・速報値
◎前年比-0.6%と、2年半ぶりにマイナスへ転じた前月から、さらにマイナス幅が拡大。

ケント豪中銀総裁候補
◎利下げは金融状況を通常の方法で緩和している
◎堅調なコモディティー価格にもかかわらず、利下げは豪ドル下落に寄与 。
◎利下げは豪ドルの下落に寄与し、広範な金融状況の緩和は、需要を幾分支援する

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