2019/08/29

2019年8月29日(木)昨日28日、海外市場の動き(午前5時半ごろの動き)

2019年8月29日(木)昨日28日、海外市場の動き(午前5時半ごろの動き)


トランプ氏は米中通商協議で期待感を含む発言へ。イタリアは新政権が誕生し解散総選挙のリスクが払拭へ、ジョンソン英首相は合意ないEU離脱を阻止する動きの封じ込めへ。

ビットコインは5%近くの下げと際立つ動きは別格として、為替相場はドル全面高でGBPUSDが-0.6%台と弱さが目立つ。米株は下落からスタートするも続伸へ、米債利回りは上下変動しながらも1.468%近くと前日とほぼ変わらず、原油価格は予想外に減少した在庫統計に一時56.75ドルまで上昇するも続かず。

GBPUSDは、ジョンソン首相は合意なきEU離脱への動きの封じ込め姿勢を強め、一時1.2155まで下落から時間足の終値ベースでは200時間MAをボトムに1.2253まで反発しているが強さは感じられず、GBP安の流れが続いている。

USDJPYは、アジア・欧州市場を通じて105.65~90のレンジから、債券利回りと米株の上昇に105.60近辺をボトムに下値トライは失敗。200時間MAの106.20台まで一時反発するも、円高の流れ変化は見られず。

EURUSDは、イタリア政局に光明が見られたが200時間MAを高値に上げ止まりEUR買いは限定的で、独経済を筆頭に弱いユーロ圏経済とECBの大幅緩和期待も消えず下落傾向が続く。

USDCADは今月に入ってから続いている大枠1.3200~1.3350のレンジをいつになったら抜け出すことができるのだろうか? そろそろチャート的にも変化を期待しているのだが?

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トランプ大統領
◎中国と取引をまとめ、ヒーローになることは可能
◎我々は中国と上手くいっている。こんなことは今までなかった

ボルトン大統領補佐官
◎米国内で目にしてきた中国の不公正な貿易慣行や安全保障上の脅威に対して、われわれは懸念を表明。
◎中国企業がウクライナの航空機用エンジンメーカー「モトール・シーチ」を買収する可能性があることを懸念。

バーキン・リッチモンド連銀総裁
◎7月に行った10年半ぶりとなる利下げの影響を注視。
◎世界経済は弱まっているものの、米国経済は好調なようだ

エリザベス英女王
◎ジョンソン首相が、合意なきEU離脱の阻止を目指していた野党の動きを封じるための手段として、10月31日直前となる10月14日まで議会休会の要請を承認。

英政府
◎議会休会を9月9日の数から模索。

イタリア連立政権誕生し政治的混迷に終止符
◎マッタレッタ・イタリア大統領はコンテ氏に政権樹立を示唆。
◎左派政党「五つ星運動」と、中道左派の民主党(PD)との間で連立合意に達し、コンテ首相が復活し総選挙は回避へ。サルビーニ氏率いる反EUの「同盟」は連立から外れ野党へ。

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