2019/08/28

2019年8月28日(水)欧州・米国市場序盤の動き

2019年8月28日(水)欧州・米国市場序盤の動き

市場の流れはリスクオンながら、為替相場はジョンソン英首相が合意なきEU離脱を模索する野党に対して議会を停会することを検討とあり、GBP売りがリードするドル買いへ。また、NZDはオアNZ中銀総裁のハト派発言が影響していると思われるが弱く、本来ならJPY買いが選好されるのだが、105.65~90のレンジを抜け出せず。ただし、クロスでは円高傾向を維持。EURUSDはダウントレンドが続く中、欧州株は弱含みで推移、

米株は下落からスタート、米債利回りは上昇を維持できず軟化し10年債は1.45%台、2年債も1.5%を一時割り込む。

今日は米国市場では経済指標の発表も見られず、米国市場の今後の動きを見守るだけ。

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ドイツの財務省報道官
◎公的債務の対GDP比率で、EUが設定した上限60%目標の達成が難しくなる。
◎目標をあきらめていないが、経済動向を考慮すると

アイスランド中銀
◎6月に続き、政策金利を0.25%引き下げ過去最低の3.5%へ。
◎観光業の低迷に加え、格安航空会社WOWエアの経営破たんや、ボーイング737MAX機運航停止に伴うアイスランド航空の問題も経済に悪影響で、今年(5月予想比)-0.4%→-0.2%へ上方修正するも、、来年の成長予想を2.5→1.9%に下方修正。

ジョンソン英首相
◎エリザベス女王に10月14日まで議会休会を要請、ジョンソン英首相は議会再開の女王の演説を10月14日に設定。
◎10月17日のEU首脳会議まで双方に十分な時間があり、議会でブレグジットなどを審議する時間は十分ある。

ジョンソン英首相
◎ブレグジット計画を議会に妨げられるのを回避するため、10月14日まで約1カ月にわたり議会を停会することを検討。
→ BBCが今日議会停会可能性を示唆したことで、GBP売りが強まる。