2019/08/08

2019年8月8日(木)アジア・欧州市場序盤の動き

2019年8月8日(木)アジア・欧州市場序盤の動き

今日は今のところ新たなサプライズもなく、昨日の米国市場から続く株価の反発と債券利回りも持ち直しに、リスク回避の巻き戻しの傾向が弱いながらも続き、GBP+AUD+NZD+CADは小幅高で、JPY+CHFの強さは見らないが動きは緩慢。いつもながら米国市場の出方待ちで変わらず。

中国は米中貿易摩擦の影響を懸念し新たな貿易支援策を策定。中国株の上昇が続く中で、日経平均株価も上昇力は弱まるも前日比では上昇傾向を維持。

中国の貿易統計では、強い輸出に支えられ上海総合は上昇し、人民元は直後に7.04台→7.02台へ急落するも、すぐに元の7.03近辺へと値を戻す。

ナッパー米国務副次官補は日韓の緊張拡大に対して、両国が「自己反省」することが適切と苦言。仲介による結果を受けたながれかは不明ながら、USDJPYは、日経平均株価は開始直後から円高圧力が強まるも、106.00割れは買い圧力は強い。午後にかけては106.30まで買いへ戻されるも106.00~30の狭いレンジを抜け出せず。

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12:01    CNY 7月 貿易収支=450.6億ドル(予想442.3億ドル 前回509.8億ドル)、輸出=前年比3.3%(予想-2.0 前回-1.3%)、輸入=前年比-5.6%(予想-8.3% 前回-7.3%)、 貿易収支=3102.6億元(予想3095.1億元 前回3451.8億元)、輸出=前年比10.3%(予想7.0 前回6.1%)、輸入=前年比0.4%(予想-3.3 前回-0.4%)

8:01    GBP 7月 RICS住宅価格指数=-9%(予想-1 前回-1%)

8:50    JPY 6月 国際収支:貿易収支=7593億円(予想7080憶円 前回-6509憶円)、経常収支・季調済=1兆9419億円(予想1兆7565億円 前回1兆3057億円)、季調前=1兆2112億円(予想1兆1744億円 前回1兆5948億円)

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ホークスビーNZ中銀総裁補
◎OCRの見通しは、より均衡が取れた状態になった。ただ、こうした見通しにおいてもOCRを現在の水準から引き下げることが必要になる一定の可能性がある。

中国複数の省庁(新華社)
◎中国は米国との貿易摩擦の打撃を和らげるため新たな貿易支援策を策定

ナッパー米国務副次官補
◎深まる日韓の対立について、関係悪化につながった最近の政治決定について両国が「自己反省」することが適切。

世耕弘成経済産業相
◎韓国向け半導体材料の輸出許可-管理厳格化以降で初
◎半導体材料3品目の輸出申請で「厳正な審査を経て安全保障上懸念がない取引であることが確認できた最初の案件について、既に輸出許可を付与している