2016/11/19

今週の注目材料(11月21日~25日)

今週の注目材料(11月21日~25日)

今週は、①「APEC首脳会議&トランプ氏会談」から帰国する安倍総理の発言、②カレンダーから休日の影響(含む時短)、③FOMC議事録、そして、④トランプ相場(株高+金利上昇+ドル高)の継続の有無を注目。通常の経済指標の重要度は低下。

【安倍総理の記者会見】
米国が不参加となる可能性が高いAPECでの首脳会議も気になるが、トランプ氏との会談はどのようなことが話されたのであろうか? 表敬訪問で結論が出るような具体的な話はないと思うが、今後の相場のヒントの有無を注目したい。

【カレンダー】
23日(水)は日本は勤労感謝、24日(木)は米国は感謝祭で休日となり、25日(金)は感謝祭の翌日で米株と債券は短縮取引で、週末の金曜日をむかえることにある。

このカレンダーを考えれば、トランプ相場を意識しながらドルロングを継続する可能性と、取り合えずある程度のポジションを落す動き、そして、買えていないリスクから調整を期待して押し目で買いを待っている動きが考えられる。

【FOMC議事録】
東京市場が休場の23日(水)(24日未明)には11月2日のFOMC議事録が発表される。発言がハト派・タカ派のいずれに転んでも、トランプ相場入りしてからの米金利の上昇と株高に、12月の米利上げを疑う市場参加者は少ないことであろう。

【トランプ相場】
先週と同じことになるが、最も重要なのは、トランプ相場がいつまで、そして、どこまで続くのか? これが今週最も重要で誰もが知りたい部分で、別途、週の相場見通しで考えたいと思うので割愛します。

【発言、経済指標】
トランプ相場の継続の有無が大きな注目点で重要度は低下気味ながら、21日(月)のフィッシャーFRB副議長講演は12月の米利上げの可能性の度合いを、23日(水)ハモンド英財務相の秋季予算方針発表は財政面でBOEの今後の政策に影響を与える可能性を、25日(金)の日本全国CPIはインフレの度合いを、それぞれ気にしながら見ていきたい。


詳しくは、今週の予定をご覧ください。


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