2016/11/21

2016年11月21日(月曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2016年11月21日(月曜)アジア・欧州市場序盤の動き

週明け月曜日、重要な経済指標もなく、日本株高が続き、欧州株も上昇からスタートし円安水準を維持。

今週は、23日(日本)、24日(米国)、25日(米株+債権市場は短縮取引)で、調整が入りやすい雰囲気は十分あるも、先週金曜日のドル円は109.80→111円近くまで値を戻す、強気な流れにブル相場を意識せざるを得ず、円ロングができにくい環境に変わりない。

ただし、USDJPYが11月3日、4日のボトム102円台から、9日の米大統領選後の瞬間的な101円台を経て、10日以上連騰が続いていること。EURUSDも9日の大変動をカウントしても10日連続で下落していることなや、常識的には行き過ぎ感も否めない。

今週の薄商いで、下落するリスクと、買えていないリスクに上昇するリスクが共に存在していることで、疑心暗鬼の相場とでも呼べそうな為替相場。

最終的に何を信じるかによるが、「わからないときの株頼み」ではないが、JPN225のチャートを見たが、買われすぎ感を示しており、ここでも自信を持っての取引は難しい。

後は、USDJPYでは買えていないリスクを信じて、重要なテクニカルポイントをブレークしての上昇に、手探りで上値を試す以外なさそうである。

12月の米利上げを信じて疑わず、安倍・トランプ次期米大統領との会談はも友好時に終わり、日経平均株価は強く=円安の流れが続く。

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NZと中国は自由貿易協定(FTA)拡大に向けて協議を開始へ。

政井日銀審議委員=米大統領選以降の相場展開については米次期大統領の政策が世界の好影響もたらすとの期待、市場はおおむね前向きに受け止めている。一方で、先行きはまだ不確実性が高い。

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