2016/11/25

2016年11月25日(金曜)欧州・米国市場序盤の動き

2016年11月25日(金曜)欧州・米国市場序盤の動き

米株先物は小幅上昇、米金利も強含みで推移、原油価格(WTI)は弱含みで47ドル台半ばで推移。そして、為替相場はドル売り傾向が続く。

米国市場は感謝祭の翌日で、株・債券市場は時間短縮で為替取引も薄くなり動きは緩慢になるのが普通である。ただし、特にドル円は大相場が続いた週末の金曜日だけに、何が起こるかわからず安心してポジションを維持できにくいのも事実。

全般的にドルロングの調整色が強くドル売りが優勢な主要通貨の中で、GBPUSDは大きな買い戻しも見られず。注目の英GDPは前年比2.3%と速報値や予想値と変わらずで、上下に変動するも大枠で1.2420~70のレンジで上下するだけ。

USDJPYは、早朝の上昇はいったいなんだったのであろうか? 日経平均株価の上昇に、閑散な市場で売り注文も少ない中で、113.50超のストップロスをつけながらも、株価が急速に値を下げるとドル売りへと変化。

欧州市場に入ると112.60近くまで急落と、今日はこれまで一時約1.3円の円高となった。現時点では112.95近辺で取引されており、この水準は23日の米国市場の高値水準に当たり、NYのディーラーにとっては格別違和感を感じるような水準とは思えない。いつもながら、米金利と23時30分の米株の動き待ちとなっている。

EURUSDは、アジア市場で緩やかなEUR買いで、欧州市場に入り上昇力が強まり、1.0610台で頭打ちとなっているが、1.0580~1.0610のレンジで高値圏で推移。AUDUSD、NZDUSDも、EURUSDと同じような展開が続いている。


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ストゥルナラス・ギリシャ中央銀行総裁=インフレ率が2%か若干下回る水準に戻るまで緩和的な金融政策を継続する

独2年債利回り過去最低を更新=世界の債券価格が下落する中で、-0.76%近くへと下落。

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