2016/11/29

2018年11月29日(火曜)欧州・米国市場序盤の動き

2018年11月29日(火曜)欧州・米国市場序盤の動き


GBP+NZDを除き、ドル買いの流れが強く円は全面安。原油価格(WTI)はイラン石油相は減産せずとの報道に45ドル前半まで急落。

米株先物小幅上昇し、米10年債利回りも2.34%台へ上昇しドル買いの流れが強まり、米GDPが前年比3.2%と予想外に強くドル買いの流れがさらに加速へ。

GBPUSDは、特に要因は不明ながら、予想外に強いBOE住宅ローン承認件数の発表直後から、EURUSDが下落=GBPUSDが上昇=EURGBPが下落する流れとなった。22:30時の米GDPが予想外に強くドル全面高の流れの中で、前日に下落が始まった1.2500を超えられず上値が重くなっている。

USDJPYは、112円近辺で小動きとなっていたが、欧州市場に入ると再び円安センチメトが強まり、クロスで円は全面安。112.50円を上回り、予想外に強い米GDPに113.30台まで続伸、米現物株を待つ動きへ。

EURUSDは、若干弱いユーロ圏景況感指数+12月4日の国民投票で憲法改正の是非にかかわらずレンツィ首相が辞任との報道もあり(イタリア首相府は否定)上値は重く、一時1.0570を割り込み続落となっている。

◎仏GDP前年比1.1%と変わらず。
◎英BOE住宅ローン承認件数は67,520件と強さが目立つ。
◎ユーロ圏景況感指数は106.5(予想106.6)、業況判断指数0.42(予想0.57)、消費者信頼感指数-6.1(予想-6.1)→ 若干弱いがほぼ予想通り。
◎独CPI前年比0.7%(予想0.8%)と予想を若干下回る。
◎米GDPは前年比3.2%(予想3.0 前回2.9%)と強く直後からドル買いが強まる。
◎S&Pケースシラー住宅価格指数=前年比5.1%(予想5.2%

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デイセルブルム・ユーロ圏財務相会合議長=財政刺激策の提案よりも、財政規律の徹底に焦点を当てるべき。

独センティックスの投資家調査=イタリアが1年以内にユーロ圏を離脱する確率19.3%と予想。12月4日の国民投票で憲法改正案が否決されるとレンツィ首相が辞任する可能性がある。

一部報道=12月4日の国民投票で、憲法改正が承認されてもレンツィ首相が辞任を検討。→ この報道をイタリア首相府は否定。


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