2016/11/15

2016年11月15日(火曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2016年11月15日(火曜)アジア・欧州市場序盤の動き

日経平均株価は久しぶりに買いの勢いは見られず-4.47(-0.03%)と幅安で終了。米金利もピークから低下気味で、連騰の後の一服なのか、米国株の動きを見るまでは油断できず。原油価格(WTI)は44ドル台を回復。

為替相場は、株高=円安の動きも弱まり、ドル連騰後の調整なのか緩やかなドル売りへ。米大統領選後の米金利の上昇と株高に市場のセンチメントは強いドル買いの流れを意識しながらも、短期的な調整を意識。

USDJPYは、107.80~108.30円で一進一退。買えていないリスクに押し目の買いは強く、急激な円安に介入の可能性まで飛び出すしまつで、投機的なポジションは108.50円超えで利食い態勢に入っても不思議ではない。頼みの円クロスでも、EURJPYは上昇するも、他は総じて動意薄。

EURUSDは、不思議ながら、他に材料が出たのか弱い独GDPにEURUSDは上昇へ。結局は1.0700の壁を試すこともなく、1.0730~40をボトムに、午後4時の独GDPが予想より若干弱い結果にも関わらず、1.0780台へと上昇。ドル売りをリードする動きへ、ただし、EURGBPの買いの影響なのかGBPUSDの上昇は限定的。

AUDUSD+NZDUSDは、朝方の買い戻し時をピークに、原油価格が持ち直すも売りの流れは変わらず。ただし、EURUSDの上昇を受けやや買い戻しが強まる。


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