2016/11/16

2016年11月16日(水曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2016年11月16日(水曜)アジア・欧州市場序盤の動き

トランプ相場は、株高にもアジア市場で小休止!

為替市場は、アジア市場では株高にも関わらず、円相場を含め主要国通貨では大きな動きは見られず。アジア市場はおとなしく欧米市場で急変する流れの可能性も。

市場全体では、トランプ次期政権の経済政策をめぐり、株高+金利上昇をめざした流れとなっている。引き続きドル高要因が強く支配し、12月のFOMCの利上と、継続的な利上げ期待がドルをサポートしている。

全体的には、上昇のスピード調整を期待しながらも、押しの少ない現実を見れば、押し目買い期待が裏切られる可能性もあり、大きな下げも期待薄。

原油価格(WTI)は一時46ドル台まで続伸。日経平均株価は+194.06(+1.10%)上昇し強さを維持。

USDJPYは、108.80までの下げが精いっぱいで、昨日の米小売売上高を受け再上昇のスタート地点がポイントに。

110円の大台はオプション勢や利食、実需筋の売りなど当然大きなポイントになるとは思われるが、上昇を止める材料は、次期政権のサプライズな発言や方針展開、または、日本の当局者によるスピード調整の口先介入以外考えにくく、ドル高の上限は見えず。

EURUSDは、引き続き政治的なプレッシャーによるリスク要因が多く存在。1.0700をいつ、どのようなタイミングで割り込むのかを注目。

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ブローベントBOE副総裁=消費者引き続き底堅い。

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