2016/11/05

今週の注目材料(11月7日~11日)

今週の注目材料(11月7日~11日)

今週の注目は11月8日(火)の米大統領選一本と考えてもいいでしょう! 

日本時間11月9日(水)の午前8時から開票が始まり、出口調査や開票の結果で相場が動き、東京市場は世界中の注目を浴びることでしょう。

早ければ日本時間の昼頃に体制が明らかになりそうですが、接戦ともなればさらより時間が必要となり夕刻になる可能性もあります。

米国市場は今週から冬時間がスタートし、NY市場の終了は午前7時となります。週末金曜日は米国市場はベテランズデーで休場ですが、株式市場は通常取引となり、米大統領選後の週末金曜日でもあり相場変動が高まる可能性があり注意が必要です。

米大統領選史上で最も望まれな大統領選。民主党のヒラリー氏、共和党のトランプ氏のいずれが次期米大統領に選出されても、ダークなイメージがついて回り、米ドルの威厳が損なわれることになりそうです。

一般的に、ヒラリー氏勝利は「株高+ドル高」、トランプ氏勝利は「株安+ドル安」が定説となっていますが、ここまでこじれた選挙だけに、ドル相場がどのように動くのかは、「僅差での勝利なのか、圧倒的差による勝利」なのか、また、「議会選挙の結果」も重要で蓋を開けるまではわかりません。

そして、直後の反応は、「どこまで、いつまで」続くのかは予想できにくく、結局のところ米国(米ドル)に対して悪いイメージしか浮かばないのが現在の状況です。

それ以外では、10日(木)NZ中銀金融政策は重要で、市場では政策金利を0.25%引き下げ2.0%を予想しています。これは、米大統領選の影響をうけないのでしょうか? 「利下げの有無」にかかわらず、大きな変動を伴うことは過去の値動きから見ても想像しやすいことでしょう。

詳細ですが、別表をご覧ください。

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