2016/11/24

2016年11月24日(木曜)アジア・欧州市場序盤の動き


2016年11月24日(木曜)アジア・欧州市場序盤の動き

米国市場は感謝祭で休場のアジア市場。重要な経済指標の発表もなく、昨日の強い米経済指標+株高+金利上昇=ドル高の流れは止まらず。

日経平均株価は+170.47(+0.94%)と上昇を維持しするも、新興国株は米国への資金シフトが続き、通貨と共に弱さが目立っている。

韓国ウオンは弱く、USDKRWは1180と今年6月の水準へ。ドル高・KRW通貨安と株安に影響が及ぶ可能性が指摘されている。マレーシアリンギも弱く、USDMYRが4.53台と1年2カ月ぶりのMYR安。

インドネシアルピアは弱く、USDIDRが1.3720台と今年6月ぶりのルピア安。シンガポールドルは弱く、USDSGDが1.4360台と今年2月来の安値。フィリピンペソは続落し、2008年11月来のペソ安と、アジア通貨安が目立っている。

USDJPYは、予想外に上昇した流れを受けながらも、投機的ドルロングも少なくドル売圧力は弱い。112.90円台まで上昇後には一時112.60円台まで値を下げながらも、欧州市場に入り113円台と、再び上値トライを続けている。

ドル高の流れに変化は見られず、昨日の111円からの急騰で、買えていないリスクが拡大している反面、米国市場が休場の中で、113円台を新規に買うリスクも大きく、結局は手を出しにくい状況が続いていることも事実。

いつもながらのことだが、押し目買い水準とそのタイミングは難しい。


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