2016/11/09

2016年11月9日(水曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2016年11月9日(水曜)アジア・欧州市場序盤の動き

米大統領選は、トランプ氏優勢に、日経平均株価は-919.84(-5.36%)と大幅下落、原油価格(WTI)も44ドルを割り込み続落へ。

下院・上院、知事選を含め、予想外に共和党の躍進が目立った選挙となった。

為替相場は、リスク回避の動きにJPY+EUR+GBPは買われドル売りとなるも、AUD+NZD+CADは下落しドル買いとなる、リスク回避の動きへ。

USDJPYは、開票直後にはトランプし有利、クリントン氏有利との動きに上下変動しながらも、開票が進むに従い、トランプ氏が接戦の州を制しリードを広げ、「USDJPYの売り+日本株の売り」が加速。朝方の105.40台を高値に101.20近くまで続落し、ようやく下げ止まる。

最終結果と、トランプリスクが現実的になることで、リスク回避の動きがどこまで続くのか? それとも、単発的に終わるのか? 12月のFOMCで本当に利上げができるのか? 多くを見極める必要がある。

アジア市場だけで、それらを織り込むことは不可能で、米国市場の動きを確認する必要があるが、ブラジル、メキシコ、南ア、トルコ等の通貨は全面安。今後の動きが気になる。


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