2016/02/26

2015年2月26日(金曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2015年2月26日(金曜)アジア・欧州市場序盤の動き

G20を控えた週末金曜日、G20からの材料と米GDPを気にしながらの展開。日経平均株価はOPENが高値でだらだら値を下げるも何とか前日比で上昇を維持。欧州市場は株高の流れが続き、原油価格も上昇し、ややリスク選好の動きとなるも、ドル買いの流れは続く。

新たに大きな材料は見当たらないが、通貨間で動きは異なる。EURUSDはアジア市場では堅調に推移するも、欧州市場に入り値を下げ1.1000を再トライ。

GBPUSDは、1.40台を中心に1.3950~1.4030のレンジで上下するも、方向感は定まらず、GBPクロスの利食いの買い戻しが目立っている。

問題のJPYは、USDJPYでは200時間移動平均線近くを上昇を止められ、クロスでもアジア市場はやや円高、欧州市場に入るとやや円安と、大きな変化とならず。112.50~113.20円のレンジをどちらに抜け出すか注目している。


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黒田日銀総裁=過度の円高は修正。マイナス金利、どんどん下げていく考えはない。通貨安競争の回避は共有されている。

モリソン豪財務相=中国経済について楽観的な見方を示す。

周中国人民銀行総裁=人民元が継続的に下落する根拠はない。中国当局には金融政策面で行動する余地が残されている。財政政策が一段と積極的になり、供給サイドの構造改革が引き続き焦点になる。

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