2016/02/24

2016年2月24日(水曜)欧州・米国市場序盤の動き

2016年2月24日(水曜)欧州・米国市場序盤の動き

経済指標の発表は極めて少なく、ドル高+円高の流れが続く。

原油価格は下落し、欧州株も下落。米金利は低下し、米株と日本株先の先物も下落へ。USD+JPYは上昇し、EUR+GBP+AUD+NZDは弱い。結果、JPYはクロスで全面高。

26日・27日のG20では、G20では世界経済の見通しの悪化を集中討議。通貨安政策も議題に上る可能背はあるも、主要テーマになるかは不明。

クリントン前国務長官は、日本や中国が為替操作を行っていると指摘。株安+原油安に、USDJPYは111.50台へ一時下落。

EURUSDは、一時1.0950台へ下落後、一時1.1000台まで値を戻すも、上値の重さは変わらず。

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ラッカー・リッチモンド連銀総裁=米国の実質的な自然利子率は現在ゼロ%かそれをやや上回る水準にあると推定され、FFレートの誘導目標を引き上げることの根拠となる。

独政府高官=G20では世界経済の見通しの悪化を集中討議、緩和的な金融政策のリスクと副作用も討議。

バイトマン独連銀総裁=ユーロ圏の景気回復は来年まで続くとの見通し。一段の金融緩和は危険な副作用を伴う。

バイトマン独連銀総裁=2016年のドイツ経済は拡張し続ける。ECB政策の長期的リスクを無視するのは危険。

ゴーブ英司法相=EU首脳会議が英国のEU残留にむけた改革案を合意したが、欧州司法裁で合意内容が覆される可能性がある。EUの条約が改定されるまで、欧州司法裁の判断は今回の合意に拘束されることはない。

ルー米財務長官=不公正な通貨政策を追求せずに内需拡大のためのさらなる行動を取るよう呼び掛けた。

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