2016/02/16

2016年2月16日(火曜)欧州市場の動き

2016年2月16日(火曜)欧州市場の動き

3連休明けの米国市場の出方が気になるも、WTIはサウジとロシアの生産量維持で合意するも、31.50ドル台を高値に下落し、30ドル台を維持できず割り込む。

欧州株は序盤の上昇から、各国により動きはまちまち。独DAXは-0.75%、英FTSEは+0.42%、EURUSTOXX50は-0.11%。

英CPIは前年比0.3%と前月から上昇、GBPUSDは1.45台を突破するも大台を維持することはできず。サウジとロシアの生産量維持で合意に、原油価格が一時上昇するも続かず、逆に30ドルを割り込みGBPUSDは1.4340台まで大幅に下落。GBPJPYも166→163.30円近くまで急落。

EURUSDは、欧州市場序盤の1.1190台を高値に1.1200の大台トライは失敗。独ZEW景況感指数は予想外に弱く、GBPUSDでドル買いの影響を受け上値は重いも、EURGBPの買いの流れに1.1150台を維持し下げ止まる。

USDJPYは、アジア市場の114.90円近辺を高値に、115.00円トライは失敗。日本株は急速に上昇幅を縮め売りへと変化。114円を割り込み一時113.60台まで続落。戻りも限定的となった。

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サウジアラビアとロシア=原油生産量を1月11日の水準で維持することで合意した。他の産油国の石油担当相も会合に参加した。

中国人民銀行=安定した産業発展を支援する一連の措置を発表した。 信用とマネーサプライの安定的な伸びを誘導し、十分な流動性の維持に向け、様々な手段を活用するとしている。