2016/02/25

2016年2月25日(木曜)アジア市場の動き

2016年2月25日(木曜)アジア市場の動き

日本株と円相場の連動制が続くも、大幅下落の中国株に欧州市場も警戒感が強まりそう。

G20を明日・明後日に控え、円安誘導中と思われているの日本に関しての風当たりは若干強まる可能は否定できないが、実現性は甚だ疑問。結果、円売りできにくい環境にはあるも、表立った円安誘導には釘を打たれる可能性もあり、日銀の追加緩和(3月期待)を残すのみ。

日経平均株は1.41%上昇するも、上海総合は逆に6.32%下落し、WTIは小幅下落し32ドルを割り込む。

ドル円は、相場の転換の可能性を疑いながらで上昇力も限定的。株高と原油高との連動は続き、日本株高にクロスでも円は全面安で112円台へ。昨日安値から1.6円近くとなる112.60円台まで一時上昇するも、中国株は弱く逆に再び売り圧力が強まる。

EURUSDは、1.1000の大台を回復し1.1030台まで上昇するも、ECBの追加緩和のリスクと、底打ち感がみられないポンド売りに疑心暗鬼。弱さが目立つポンドの影響に下落するのではとの不安に積極的なユーロ買いもできず。

GBPUSDは、1.3920~1.3955の狭いレンジで動けず。GBPJPYも一時157円台まで上昇するも逆に156円近くまで値を戻している。

AUDUSD+NZDUSDも大きな動きは見られず、共に狭いレンジでの動き。対円でも上昇から下落へと変化し、結局は大きな動きは見られず。