2016年2月5日(金曜)アジア・欧州市場序盤の動き
週末金曜日のアジア市場は、米雇用統計を控えて動きは鈍いながらもドルは上昇、前日の欧米市場のドル売りの流れの反動が見られたが、ドル買いへのトレンド変化は感じられず。
日経平均株価は1.32%低下し、来週から春節の長期休みが始まる中国株も弱い。欧州株は強弱混在し動きは鈍い。WTIは31ドル台半ばで弱含みで推移。
USDJPYは、円高への不安感はぬぐいきれず、米雇用統計を控え動きは鈍い。アジア市場の株安+原油価格低下の中で、大枠116.50~00のレンジを抜け出せず、クロスでも大きな動きは見られず。
EURUSDは、1.1210台を高値に、独製造業受注は弱く1.1180台まで小幅下落。欧州株は軟調に推移するも動きは緩慢。米雇用統計を前にして積極的な動きは見られず
AUDUSD+NZDUSDは小幅下落。前日の上昇の反動と思われるが、豪小売売上高は弱く、豪中銀四半期金融報告では「今後1年間のGDPはトレンドを下回り、インフレ率も穏やか」と予想どおりのハト派発言。
GBPUSDは、早朝の1.4580台を高値に続落、ブロードベントBOE副総裁のハト派発言に1.4550を割り込み1.4510台まで続落。
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豪中銀四半期金融政策報告=今後1年間のGDPはトレンドを下回り、インフレ率も穏やか。利下げは労働市場の状況や、最近の金融市場の動揺が世界経済の鈍化につながるかが問題。
ブロードベントBOE副総裁=利上げを行う強い緊急性はない。英中銀が政策を変更する場合、利上げになる公算が依然として大きい。
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