2016/02/08

2016年2月8日(月曜)欧州・米国市場序盤の動き

2016年2月8日(月曜)欧州・米国市場序盤の動き

アジア市場とは様変わりで、円は全面高!

独DAXは-2.7%台、英FTSEは-1.9%台の下落し、米株先物や日本株先物も大きく値を下げ、WTIは一時30ドルを割り込み下落。米10年債利回りは一時1.78%台へ低下。そして、USDJPYは116.10台へ下落し、116円を試す動きへと円高が加速、クロスでも激しい円高へ。

アジア市場の株安=円安+原油高の動きはいったいなんだったのであろうか? 東京市場のローカルマーケットの所以であるといえばそれまでであるが、中国市場が春節で休場の中、力技による株買いと円売りを演出しようとしても、結局は続かず。

欧州市場では、ユーロ圏のセンティックス投資家信頼感は予想外に弱く、特に期待指数は2014年11月来の低水準となり、弱い欧州株もありEUR売りの流れへと変化が見られた。

USDJPYは、クロスでの円買いが激しく、USDJPYも117円を割り込みストップロスの売りが続き、116.60円を割り込んでからは1月20日の安値115.98円を意識しながら、116.10円台まで下落してようやく下げ止まる。

EURUSDは、欧州序盤には1.1180台と1.12000を狙う動きへと上昇するも、欧州株は弱くユーロ圏のセンティックス投資家信頼感が予想外に弱く、売りへと変化。一時1.1100の大台を割り込み1.1080台まで下落してようやく下げ止まる。

AUDUSD+NZUSDも、EURUSDと同じく欧州序盤の買いにピークをつけ、株安+原油安にリスク回避の動きに続落へ。

USDCADは、原油価格に連動し、欧州市場に入るとWTIは一時30ドルを割り込み下落し、USDCADも一時1.3980と1.400の大台直前で上げ止まる。