2016/02/18

2016年2月18日(木曜)昨日17日 海外市場の動き(午前5時ごろ)

2016年2月18日(木曜)昨日17日 海外市場の動き(午前5時ごろ)

イランは減産合意を支持(実行は不明)、FOMC議事録では年内の利上げ軌道の修正について議論、ただし、利上げの方針は変えず、ドル高や燃料価格のインフレへの影響は後退。S&Pは中東+中南米諸国を格下げへ。原油高=株高=ドル安。円は複雑、USDJPYは113.50→114.50→113円台を値を下げ、AUD+NZD+CADで円安へ。

欧州株は大幅上昇、DAXは+2.65%、FTSEは+2.87%、NYダウは+1.50%近く上昇、WTIはイラン原産支持に31ドル台へ上昇するも、やや値を下げ30.50(+5.0%)近くで推移。そして、米10年債利回りは一時1.84%台へ上昇し、やや低下し1.81%近辺で推移。

円相場は、通貨間で動きはことなり、原油高もあり総じてメジャー通貨で安定し、資源関連国通貨で弱い。USDJPYは欧州113.40円台→オプションカット・フィキシング114.50円台→FOMC議事録で直後上下変動し113.70円台へ。

ユーロは、上昇力は乏しく欧州株高に原油価格の上昇に、クロスではユーロ安が続く。EURUSDは欧州序盤の1.1180近辺を高値に1.1100台まで続落後、FOMC議事録を経ても、1.1110~1.1155のレンジで推移。

豪ドル+NZドル+カナダドルは上昇を維持。AUDUSD+NZDUSDは、イランの減産支持に原油価格の急騰の影響に急進、USDCADは急落。フィキシング後にはFOMC議事録を前に上昇は止まるも、原油価格が上昇幅を縮め、FOMC議事録の発表にも、高値圏を維持。


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ザンギャネ・イラン石油相=原油価格安定に向けたサウジとロシアが合意した主要産油国の増産凍結に支持を表明するも、減産合意に応じるかは明言せず。

ザンギャネ・イラン石油相=ベネズエラとイラク、カタールの担当閣僚との話し合いで、サウジアラビアなど一部有力産油国が暫定合意した生産量の凍結を支持。

FOMC議事録公表(1月27日分)=商品価格下落や金融市場混乱が米経済にもたらすリスク高まりを懸念、不確実性が強りで一致し、下振れリスクを強めるとの認識で一致。年内の利上げ軌道の修正について議論。

FOMC議事録公表(1月27日分)=中国経済が想定以上に急減速する可能性も。中国経済は鈍化したものの依然として力強い。

FOMC議事録公表(1月27日分)=ドル高や燃料価格のインフレへの影響は後退した。米国経済のファンダメンタルズは強い。

FOMC議事録公表(1月27日分)=リスクバランスの変化を示す十分な証拠はない。

S&Pは、ブラジル格付けを「BB+」→「BB」へ引き下げ、見通しはネガティブ。

S&Pは、サウジアラビア格付けを「A+」→「A-」へひきい下げ、見通しは安定的。

S&Pは、バーレーンの格付けをジャンク(投資不適格級)に引き下げた

S&Pは、ブラジルの格付けを「BB+」→「BB」に引き下げ、見通しはネガティブ。

アルゼンチンペソは最安値を更新=マクリ大統領が前年12月に為替規制を廃止してから資金流出が加速。