2016/02/01

2016年2月1日(月曜)アジア市場の動き

2016年2月1日(月曜)アジア市場の動き

日経平均株価は先週末の日銀によるマイナス金利採用と米株の上昇にで、1万8千を狙う上昇となるも、中国株は弱い中国PMIに下落、WTIは33ドルを割り込み弱含みで推移。

週明けの為替市場は、予想外に平穏時に推移し極端な変動は見られず。日銀による量的・質的・マイナス金利の三点セットの影響をまずは見守る動きへ。

スイス、デンマーク、スウェーデン、ユーロ圏と、マイナス金利を採用した通貨は弱くなっており(もっとも、スウェーデンやデンマークはユーロに引っ張られた結果だが)、まずはどこまで円安が進むのかを確認している段階になっている。

USDJPYは、121円台を底固めしながらも、弱い中国株+弱い原油価格の影響なのか、日本の株高にも予想外に慎重な円売りとなっている。

EURUSDは、1.08台を維持し緩やかに1.0850で上昇するも勢いは感じられず。目先1.0800~10.900のレンジに収まる可能性が高くなっている。

GBPUSDは、1.42台を底値に1.4270近くまで上昇へ。ただし、1.4150~1.4300のレンジの上限を超えらえるか? これらかの欧州市場を注目したい。

AUDUSD+NZDUSDは、アジア市場では方向性見られず。

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イラン石油関係者=欧米による経済制裁の解除を受け、同国が原油生産を日量50万バレル増やす方針を着実に実行へ。制裁により離れた顧客獲得へと動く。

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