2016/02/23

ちょっとだけ思うこと!

上海総合、欧州株と弱さが目立ち、USDJPYは111.80円台まで一時下落し、これをボトムに下げ止まっているが、円はクロスでも強く買い戻しも限定的。

しかし、値動きの攻防を見ていると、底値を模索する動きは変わらずながら、水準からショートで入りのも勇気が必要で、逆に111.80を割り込んだら撤退のロングポジションの動きも選択肢に見えてならない。

狙い撃ちされているポンドも、キャメロン首相の保守党からは反目する動きはちらほらみられるが、敵対する野党は総じてり離脱派反対で、首相に同調している。

最も、6月23日の国民投票の結果が最重要であることは間違いないが、現時点でEU離脱が決まったわけでもなく、その可能性が50%以上であることもない。

ロンドン市長によるEU離脱支持の表明はサプライズであるが、市場では英国のEU離脱の可能性を40~45%と見ているようで、確率はまだ低いと言わざるを得ない。

テクニカルにはGBPUSDやGBPJPYはダウントレンドで、戻り売り志向は変わらずといってもよいだろう。しかし、ポンドの悪い性格や目の前の変動幅を考えると、ちょっとやりすぎではと思う昨今。