2016/02/26

2016年2月26日(金曜)欧州・米国市場序盤の動き

2016年2月26日(金曜)欧州・米国市場序盤の動き

週末金曜日、G20を期待度は低いが結果待ち。欧州発の景況感は総じて弱さが目立ち、逆に米GDPは強さが目立つ。これからのオプションカットとフィキシングの動きを注目。

欧州株は強く、米株先物も上昇しダウ平均も上昇からスタート。米金利は上昇しWTIは35ドルを試す勢いへ。主要国通貨でドルは全面高。

USDJPYは強い米GDPに113.20円を超えてから買いの勢いが強まり113.60台へ続伸しようやくさ上げ止まる。このまま終われば、4日連続で陽線引けとなる。週足でも3週連続で下値トライ失敗となり、底打ち感が広がることも予想される。ただ、最近の円相場は原油と株価連動型なので、こちらは動きが読めず。

EURUSDは弱い景況感指数と強い米GDPに1.1000を再度割り込み、1.0950台へ続落。英国民投票のリスクと追加緩和観測に弱さが目立つ。

GBPUSDは週末のポジション調整なのか、クロスでのGBP買いに比較的堅調に推移するも、ドル全面高の流れに1.3950を割り込み下落。

AUDUSDは、主要国の中では比較的強さが目立っていたが、アジア市場の0.7260台を高値に0.7200を割り込み続落。ドル全面高の流れにNZDUSDも上昇幅を縮小し弱含みで推移。

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オズボーン英財務相=世界経済のリスクが金融危機以降で最も高まり、EUを離脱するタイミングは最悪。EU離脱が大規模な経済的ショックにつながる可能性がある。

ルー米財務長官=米国経済は、雇用の伸びや民間部門の成長が堅調なことに加え、消費者の需要も力強い状況が続き、かなりうまくいっている。

ルー米財務長官=各国は自国経済を下支えするため、財政政策や金融政策、構造改革といったあらゆる政策手段を利用すべき。

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