2016/02/18

2016年2月18日(木曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2016年2月18日(木曜)アジア・欧州市場序盤の動き

FOMC議事録も大方の予想通りで、若干弱気も織り込み済み。最近の為替と株式は、一方向へ動けず、上下変動が激しいい日々が続いていたが、今のところ落ち着いた展開となっている。

株高+原油高、為替相場は小動き。日経平均株価は+2.28%、HK株は+2.16%と上昇するも、上海総合は-0.16%と若干ながら下落、WTIは上昇し31ドル台を維持。

市場をリードしているのは、相変わらず原油価格。重い腰を上げた、世界産油量台2位のサウジと3位のロシアに、イラクが表面上は加担し、WTIは先のボトム26ドル台から31ドル台まで値を戻したことで、USDJPY相場は125円台を達成できずにいるが、底堅いムードに変化。

このまま原油価格が上昇してくれれば、ドル高+円安の可能性も強まることなるが、最近の原油価格の相場変動は、一筋縄では収まらない。

USDJPYは、短期的には特別な材料がなければ、123.60~124.20円のレンジに入りやすくなっているが、成功するか否かは原油価格次第ながら、125円のトライは遅かれ早かれ試すことを期待している。

EURUSDは、予想外に買いが弱いが、目先は1.1120~1.1150のレンジで推移し、1.1100~1.1160のレンジがその外側に控えており、レンジ相場にはまっている。今日から始まるEU首脳会議の英国のEU改革案をめぐる協議が大きなテーマとなっているが、明日19日まで開催が予定されており、本命は明日になる可能性もある。