2016/02/26

2016年2月26日(金曜)昨日25日 海外市場の動き(午前5時ごろ)

2016年2月26日(金曜)昨日25日 海外市場の動き(午前5時ごろ)

原油高+米金利低下+米株高=ドル安+円安傾向が強まる。AUD+NZD+CADは急進するも、EUR+GBPは上下変動し強さは感じられず。一時的な変化なのか?G20を前にした相場の変化と思えないが、原油価格の上昇が相場の流れを変えている。

米耐久財受注は予想外に強く、米追加緩和の可能性がやや強まり一時ドル買へと動くも続かず。米金利は低下し原油価格の上昇(WTIは33ドル台へ)に流れはドル売りへと急速に変化。

リスク選好のパターンに入り安全資産のドルと円は下落、USDJPYは113円台を瞬間達成、クロスでは円全面安。リスクに敏感なAUDUSD+NZDUSDは上昇+USDCADは下落へ。

英国の国民投票のリスクとユーロ圏金利の低下に、EURUSD+GBPUSDは売り圧力は変わらず。ドル高の流れに売り圧力はやや緩和されるも強さは感じられず、上下変動するだけで、クロスで売りの流れが続く。

USDJPYは、111円、112円、113円と底値を切り上げながら円売りの流れが続く。クロスでも円は全面安にドル売りを消化しながらの上昇となっている。200時間MV=113.10円を超えることができるのか? 週末金曜日=G20にも当たり、株価+原油価格の動きと合わせ重要。

EURUSDは、ユーロ圏CPIは前年比0.3%と強さは見られず、逆に米経済指標は斑模様ながら強さも残る。英国の国民投票という時限爆弾を抱え、3月の追加緩和のリスク抱え、どうしても強さは感じられない。そんな中で、EURUSDは1.1000一時的に割り込むも大枠で1.1000台を維持、200時間MV=1.1085を超えることができるかが重要? 

AUDUSDは、底値を切り上げ上昇中。原油価格の上昇と米金利の低下、株高のフォローを受け底堅く推移。2月20日以降は200時間MAをボトムに上昇傾向が続き重要なポイントとなり、23日の高値0.7250台を突破できるのか? ダブルトップで下落へと変化するのか、続伸するのか? 原油価格の動向を合わせ注目している。

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ウィリアムズSF連銀総裁=原油は供給過剰の状況で、少なくとも今後数年は価格低迷が続く可能性が高く、ガソリン安を通じて米消費にプラス効果。製造業はドル高に苦慮。

ウィリアムズSF連銀総裁=マイナス金利は予期せぬ結果をもたらす。英国のEU離脱は間違いなく米経済に影響する。新たな予測方法でFRBの利上げ軌道を明確化する。

ウィリアムズSF連銀総裁=今年のGDPは2.25%成長を予想、失業率は4.5%まで改善を予想。

ユーロ圏の長期インフレ期待指数は過去最低へ(フォワードBEI)1.38%。

アトランタ連銀GDPNow=米第1四半期予測を2.6%→2.5%へ下方修正。

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