2017/04/12

2017年4月12日(水曜)アジア・欧州市場の動き

2017年4月12日(水曜)アジア・欧州市場の動き

円買いもいっぷく! 欧米ロングウィークエンドの早めの調整なのか? 円高トライ再開前の一休みなのか? ドル円は200日MA=111.04を超えられるまで円高の警戒は続くが、この水準から売り始めることへの躊躇も。

日経平均株価は一時18500円を割り込み、終値ベースでは18,552.61と、−195.26(−1.04%)下落、日本10年債利回りは0.029%と低下。相変わらず資金は株価ら安全資産の債券へシフトの動きへ。


為替相場は、総じて予想外に慎重な動きで、円クロスやEURクロスもおとなしく、USDZARが−0.53%、USDKRWが−0.49%の変動率はやや高くドル売りの流れとなっている。

USDJPYは一時109.30台まで下落するも、円クロスで円売りへと変化したことで、USDJPYを積極的に売りにくくしている。

東京市場の仲値過ぎには実需の買いに109.75近辺まで値戻し、欧州市場の序盤でもこの水準を超えられず、昨日のNY市場の戻り高値109.92を合わせ上値の重要なポイントになっている。

本日のドル買い戻しは、日本株安の中でも見られ、グッドフライデー(金曜)で主要市場は総じてクローズとなり、週明け月曜日はイースターマンデーで、欧州の主要市場の多くは休場となり、ロングウィークエンドのため利食いの動きが早まる可能性も意識。

昨日は、円に次ぎ買いが強かったポンドは、GBPUSD+0.09%とほぼ変わらず。GBPJPYは+0.17%とポンド買いがやや優勢となっている。


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ショイブレ独財務相=3月のムニューシン米財務長官との会談について発言。国境調整税案を破棄にするよう求め、協定違反があればEU当局がWTOに提訴することになることを示した。