2017/04/23

今週の主な材料(4月24日~28日)

今週の主な材料(4月24日~28日)

今週は先週と様変わりで重要はイベントが多数。

週明け早々の24日(月)、オセアニア市場はフランス大統領選の結果を受け相場が急変することは避けられず。予想通り過半数を維持することはできず、マクロン氏とルペン氏が5月の決戦投票となるのか? フランス大統領選第一回投票は日本時間23日(日)16:00時~翌24日02:00時(大都市では04:00時)

26日(水)はトランプ大統領の税制改革案を受け変動することは避けられず。個人および法人向けの「大規模な減税」を盛り込んだ税制改革案となる。1月20日に就任したトランプ米大統領、成果を問われる100日目となる記念日を5月1日に迎えた来週は、重要な発言が多く聞かれることになりそうである。

一方、経済指標を見ても重要な指標は多い。米GDPを筆頭に、カナダGDP、英GDP、仏GDP、日本CPI、豪CPI、NZ貿易収支、米耐久財受注、など多数控えている。各国GDPは共に第1四半期の速報値だけに市場に与えるインパクトは大きいと考えたい。

また、金融政策の発表もある。4/27(木)日銀金融政策決定会合と黒田日銀総裁の記者会見、ECB理事会とドラギECB総裁の記者会見が予定されている。共に金融政策の据え置きが予想されているが、日銀はインフレターゲットに変更はないのか? ECBは4月から債券買い入れを2017年12月まで延長し、4月から月額800→600億ユーロに減額することになっているが? この辺を注目したい。

特に注目している経済指標を挙げてみたい。
4/28(金)米第1四半期GDPの速報値が発表。前期比年率予想は前期比年率予想1.1% 前回2.1%と大幅鈍化が予想されている。ちなみに直近の予想値を見ると、アトランタ連銀の第1四半期のGDP予想値(GDPNow)では0.5%と予想。NY連銀のNowCastでは前期比年率を2.65%と予想している。いずれにしても動きには注意。(※アトランタ連銀のGDPNowとNY連銀のNowCastを添付します)


X







詳しくは、今週の予定表をご覧ください。



※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

X