2017/04/26

2017年4月26日(水曜)アジア・欧州市場序盤の動き


2017年4月26日(水曜)アジア・欧州市場序盤の動き

強気なアジア市場に反して、欧州市場の序盤は株価の変動は鈍く、金利はやや軟調。為替市場はEURとGBPの上昇と、JPYの下落がアジア市場で続いていたが、欧州市場の序盤から利食い先行なのかやや流れの変化がみられるも、下げ幅はいまのところ限定的。

JGB10年債は0.016%まで低下、日経平均株価は三連騰で19289.43(+210.10+1.10%上昇)、独DAXは横場で推移、FTSEも+0.08%と小幅な変動にとどまっている。独・英10年債利回りは共にやや軟調推移。

USDJPYは、111.50円の壁でとりあえずは上値が抑えられ、111.18円をボトムに下げ止まっているが、円売りが加速すると、111.00円の壁を試す動きも期待できる。ただ、米税制改革案の内容のと、その結果による米株と米金利の動きを確認するまでは、調整の域を出ないと思われる。また、基本的には円のロングの巻き戻しが中心で、ショートが大きく出来上がっているようには見えず、上値トライのリスクは消えず。

ドル円は単独の買いによる上昇もあるが、クロスでの円売りがここまで上昇した要因の何割かを占めていることもあり、GBPJPYとEURJPYの動きから目が離せない。


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