2017/04/25

2017年4月25日(火曜) 昨日24日、海外市場の動き


2017年4月25日(火曜) 昨日24日、海外市場の動き

仏大統領選! ユーロは全面高! EURUSDは1.31%、EURJPYは2.03%上昇。トランプ大統領は法人税を15%に減税を要請、財政赤字回避よりも減税優先。今日25日は朝鮮人民軍の創建日・建軍節に中国が軍事行動を起こす可能性に注意。

週明け月曜日の海外市場は、仏大統領選はサプライズもなく、EU残留期待が高まり、世界的に株価は急騰、金利は小幅に上昇し、原油価格は低下。為替相場はユーロ急騰と円の急落が目立った。

一日を通じて(06:00時以降)、EURUSDは一時1.0910台まで急伸し1.0865で終了。USDJPYは一時110.50台へ急伸し109.75で終了。結果、EURJPYは一時141.90まで急伸し119.25で終了へ。NZDUSD+GBPUSDは逆に、先週末より低下して終了へ。

欧州各国の株価は独DAX+3.37%、英FTSE100+2.11%、仏CAD40+4.14%、伊FTSEMIB+4.77%と急騰、米株も強くダウはスタートから急騰し横ばいで推移、+216.18(+1.05%)上昇。

10年債利回りを比較すると、独0.253→0.329%へ、英1.034→1.051%上昇、金利の上昇は小幅にとどまり、10年債利回りは、米国2.248→2.2695%、独0.253→0.329%、英国1.034→1.051%へ上昇し、逆に仏0.94→0.831%へ低下、仏大統領選の結果を受けて、リスク回避の巻き戻しがみられた。

原油価格(WTI)は50.03→49.20(-0.42-0.85%)低下、DAYは99.977→99.034へと低下しドル安へ、CRYは181.8708→180.9318へ低下、VIXは14.63→10.88へと大幅低下し、もろに仏大統領選の結果を反映している。

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トランプ大統領=北朝鮮のミサイル・核開発プログラムをめぐる緊張にたいし、国連安保理は同国に対する新たな制裁を発動する用意を整える必要がある。

トランプ大統領(WSJ)=法人税を15%に減税を要請。財政赤字回避よりも減税優先。

トランプ大統領=北朝鮮の人々は何十年も目隠しをされてきた、今こそ問題を解決すべき時。

米中首脳会談(電話)=米中首脳は北朝鮮のミサイル、核プログラムによる脅威が差し迫っており、朝鮮半島の非核化に向け共に取り組むことに注力しているとの認識で一致

ムニューシン米財務長官=トランプ大統領は政府機関の閉鎖回避に懸命に取り組んでいる。大統領は税制簡素化と法人税改革を目指す。

カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁=インフラへの投資の拡充は必ずしも米経済成長の加速につながらず。

Ifopフィデュシアルの世論調査=マクロン氏60%、ルペンシ40%で、決選投票でマクロン氏が勝利する可能性が高い。

独国債価格下落、利回り上昇=ECBの利上げ期待が一部に残る。


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