2017/04/24

2017年4月24日(月)欧州・米国市場序盤の動き


2017年4月24日(月)欧州・米国市場序盤の動き

週明け月曜日。仏大統領選は予想通りの結果で、決選投票ではマクロン氏の勝利の可能性が高く、EU離脱の可能性が弱まりリスク選考のパターンへ。

仏大統領選の結果を受け、EU離脱のリスク軽減に、アジア、欧州、北米と世界的に大幅な株高となり、米国市場の現物株も大幅な株高からスタートし、米金利は上昇傾向を維持。

為替相場は週末・週初の断層は予想外に縮小せず。USDJPYは110円台を維持、EURUSD は1.08台を維持して、GBPUSDは1.28台の上値が重く、AUDUSDは0.7580台の上値は重く、通貨ペアによって動きは異なる。

USDJPYは、オセアニア市場から急伸、06:00時以降の動きではアジア市場の110.50台を高値に、株高の動きに欧州市場では110円台を維持。日米首脳会談では北朝鮮に挑発の自制を要求するなど、4月25日の朝鮮人民軍の創建日・建軍節に中国が軍事行動を起こす可能性は強まる。現実はリスク回避の円買いより、当事国としての円売りや、EURJPY急騰を筆頭にクロスで円売りが続く、結果としてドル円の買いを支持。

EURUSDは、オセアニア市場で急伸、06:00時以降の動きでは、開始直後の1.0918を高値に、アジア市場の安値1.0820台をボトムにした100pipsの上下変動。欧州市場に入っても1.0830~1.0877の約50pipsの上下変動で、予想外に穏やかで、1.0800の大台を引き続き維持し底堅い動きが続く。

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独連銀月報=2017年第1四半期の独成長は、鉱工業や民間消費の押し上げ大幅に加速した可能性がある。

独IFO経済研究所のエコノミスト=独経済は世界の政治的不確実性から影響を受けず。期待指数が低下したのは工業部門が要因でセンチメントはあまり変わらず


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