2017/04/06

2017年4月6日(木曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2017年4月6日(木曜)アジア・欧州市場序盤の動き

株安にも、金利と為替は動かず! だまって欧米の市場の株と金利、そして、米中首脳会談と、明日の米雇用統計を待つ。

日経平均株価は-264.21(-1.4%)と弱く、日米の債券利回りには大きな変化は見られず。欧州株は総じて弱くユーロストックス50は−0.26%下落へ。

さて、身動き取れない肝心の為替相場は、USDJPYは110.20台をまたしてもボトムにし、110円~30円のドル買いは公的資金なのか厚く、大枠110.30~60の狭いレンジに終始。動きが鈍かった円クロスは、欧州株の下げや、ドラギ発言によるEURJPYの売りもあり円高傾向が強まる。プライスアクションは上値が重い状況は変わらずだが、昨日のように111.50円近くまで持ち上げられたあとだけに、110円をどのように攻めるのか、イメージがわかず。

EURUSDも、欧州勢の参入までは1.0660~85の狭いレンジで取引が続いたが、欧州株は弱く、ドラギECB総裁からハト派発言がと飛び出すと、1.0670台→1.0630台に一時下落。ただし、金利先物は過去のような利上げ期待度は全く感じられず、最近のECB理事の発言の繰り返しのようにも思われる。


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コーン国家経済会議(NEC)委員長(非公式会議)=融資と投資銀行業務の分離支持。

ドラギECB総裁=政策変更にはより一層のインフレ信頼感が必要となる。インフレ見通しを変化させ十分は証拠はそろっていない。


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