2017/04/20

2017年4月20日(木曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2017年4月20日(木曜)アジア・欧州市場序盤の動き

ポンド買いは復活し、ユーロの買いも強く、豪ドルも持ち直し、NZドルは強いCPIに急伸した流れを維持。

GBPUSDの買いが復活、ただし、EURGBPは買いに変化し、EURUSDの上昇がより目立っている。GBPが一日で急騰した際のボリュームは記録的なもので、世界的に作られたポンドのショートが短期間で終了するとは考えにくい。

USDJPYは、クロスで円安が強まっている影響で、109円台を回復するも、108.70~109.10の狭いレンジに終始。最も動きが鈍い通貨ペアで、108~109.50のレンジを抜けるまではレンジ取引。

NZDUSDは、朝方発表された消費者物価指数は、前期比1.0%(予想0.8% 前回0.4%)、前年比2.2%(予想2.0% 前回1.3%)と予想外に強く、0.70→0.7040台上昇、高値圏で推移するも、前日の高値0.7050台までは届かず。

AUDUSDは、0.7500を割り込むも、0.7490台をボトムにし0.7530台まで値を戻すが、上昇幅限定的で、下値不安を残している。0.7500~0.7650のレンジの下限でとどまるのか? それとも続落か? スポットでは答えは出しにくいのでAUDUSDのコールの買いで対応。

日経平均株価は上昇から振り出しに逆戻り前日比-171(-0.01%)、日本10年債利回りは0.02%と前日の0.01%から小幅上昇。欧州株は総じて小動きで、独10年債利回りは0.226%まで上昇。


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モゲリーニEU外務・安全保障政策上級代表=英国のEU離脱は、英国のほうがEUよりも失うものが大きい。英国との交渉は厳しいものになる。

英紙デーリー・メール(党関係者の話)=メイ首相は6月8日の総選挙に向け、英国への人の自由な移動を認めたEUとの取り決めの破棄を選挙公約に掲げる方針。