2017/04/15

最新のIMMポジションから、 2017年4月15日(土曜)

最新のIMMポジションから、 2017年4月15日(土曜)

今回のCFTCが発表したIMM通貨先物の投機的なポジションの集計日は4月11日(火曜)で、トランプ大統領が12日のWSJ紙とのインタビューで、「ドル高を牽制し、低金利政策の支持」にドル売りへと急変した前日のことである。

円、ユーロ、ポンド、スイス、カナダドル、豪ドル、NZドルの7通貨のネットポジションは、前週の-166,059→ -172,085と通貨ショートが若干増加し、この時点では市場のポジションは通貨ショートに傾いていた。その後の、ドル下落を考慮すると、全体的には通貨のショートは減少していると思われる

通貨別にポジションを見ると、ポンドが最もショートが多く、前週の−99,673から−105,901コントラクトへとさらに拡大。為替市場では逆にBPUSDが上昇、ショートの買い戻しにポンド高へと動いたと思われる。

円は、4週連続でショートが減少し、投機筋の円先安観は急速に縮小。ポジションは-45,800→−34,764へとさらにショートが減少。為替市場は円高への期待度が高まるが、ショートポジションは変わらず。

唯一ロングを維持している豪ドルは、前週の+49,593→+45,151と若干ロングが減少するも、為替市場のAUDUSDは0.7500割れをボトムにし上昇、0.7600を試めす動きが見られた。

詳しくは資料をご覧ください。

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